#19 数の攻め
今回のテーマは数の攻めです!
将棋で勝つためには飛車や角といった大駒を敵陣に成り込むことが重要です!
数の攻めはそうした飛車や角を成り込むためにとても大切な考え方です。
まずは例題です。
10枚落ちでよく出てくる局面です。
角が33の地点まで効いていますが、相手の玉が33の地点を守っています。
33の地点から飛車や角を成り込むためにはどうすればいいでしょうか?
正解は36飛と飛車を1つ寄る手になります。
これによって、こちらは33の地点を飛車と角の2枚で攻めているのに対して、相手は玉1枚でしか守っていません。
2対1でこちらのほうが多くの駒で攻めているのがポイントです!
次は33角成や33飛成が厳しいです。
相手は分かっていても防ぐことができません。
数の攻めのスゴさを感じでいただけたのではないでしょうか?
では問題です。
この局面から33の地点を突破するにはどうしたらいいでしょうか?
持ち駒はお互いになしとします。
正解は次回となります。