re:ゼロからはじめる将棋

ゼロからはじめる将棋のブログ。長いルール説明ではなく、面白さを伝えたい♪

#20 数の攻め (解説)

前回の問題の解説です。 問題図 まずは今の33の地点の数を考えてみます。 こちらの攻めゴマは飛車と角の2枚が効いています。 相手の守りゴマは金と玉の2枚です。 2対2で数が同じです。 数が同じ場合は先に攻めると駒損をしてしまいます。 よって、攻めゴマを…

#19 数の攻め

今回のテーマは数の攻めです! 将棋で勝つためには飛車や角といった大駒を敵陣に成り込むことが重要です! 数の攻めはそうした飛車や角を成り込むためにとても大切な考え方です。 まずは例題です。 10枚落ちでよく出てくる局面です。 角が33の地点まで効いて…

#18 サポート役の銀、桂、香

いよいよ、後回しにしていた銀、桂、香について、動き方を見ていきましょう♪ ①成ることを説明した際に、銀、桂、香、歩の小ゴマは成ると金の動きになると説明しました。 ②金は頭金、腹金、尻金という名前がついているように、相手玉を詰ます際に活躍するコマ…

#17 捨て駒の練習

詰将棋の捨て駒のポイントは タダやん?→とらせて→頭金 でしたね。 さっそく練習していきましょう♪ 第1問 ヒントとしては 頭金を実現するためには玉を下段に落とす必要があります。 どっちの角を捨てたらいいでしょうか? 第2問 さっきの問題がヒントです♪ …

#16 詰将棋まとめ(復習)

このページは復習、反復練習のためのページです。今まで学んだことを整理します。 考え方まとめ ①玉は下段もしくは端に追うと詰ましやすい ②問題を見た際に安全エリアと危険エリアに分ける。 ③安全エリアに逃さないまた危険エリアに誘い込むことを考える 合…

#15 10枚落ちの戦い

10枚落ち ポイント 角道を開ける 飛車先の歩を突く 数の攻め 駒の効きを1点に集めていく。この場合は飛車角で玉頭に狙いを定めている。 飛車を成り込む 飛車角の協力 飛車と角を協力させた大技で歩でとると竜で玉をとられてしまう 飛車角を協力させて端に追…

#14 最強の成り駒はと金!

前回、駒が成ることの説明をしましたね。 飛を龍に、角を馬にするのはもちろん強力なのですが成り駒で最強なのはと金です。 歩が成ったものがと金です。 まだ歩の動きを確認してなかったですね笑 歩は1歩ずつ前に進むので覚えやすいですね。 と金が最強の成…

#13 駒が成るって?

一旦、ルールの時間です。 今更ながら将棋は9×9マスの世界なのですが、自陣と敵陣に分かれています。 自分に近い三段目までを自陣、相手に近い三段目までを敵陣と呼ぶわけですね。 そして、自分の駒が敵陣に入ると成る(裏返る)ことができます。(権利) 例えば…

#12 相手の最善の対応を考える

今まで捨て駒のある詰将棋を2つ出しましたね。 忘れた方は 1問目は#7 応用問題です - re:ゼロからはじめる将棋 2問目は #11 詰将棋を解く手順 - re:ゼロからはじめる将棋 で確認できます。 さて、こちらの問題を考えてみましょう。 5手詰です。 ヒントは金は…

#11 詰将棋を解く手順

前回の最後に載せた問題です。 このような問題を解く際に絶対に指してはいけない手があります。 それは3二金などとする手です。 そうすると、相手に金で取り返された時に盤上に自分の駒がいなくなってしまいます。 最初の局面における2三の金はかかり駒とよ…

#10 飛、角も使った詰将棋

飛と角の動き方も確認できたので早速問題にいきましょう。 まずは3手詰を2題出します。 頭金→どこに逃げても→頭金 がポイントでしたね。 正解は 5三金、4一玉、4二金打まで3手詰 となります。 続いてこちらの3手詰はどうでしょうか? 今度は初手に頭金を打つ…

#9 飛と角は強力な攻め駒

金と玉だけの世界にも飽きてきたころだと思うので一旦離れましょう。 飛と角は大駒と呼ばれ特に強い攻め駒です。 まずは動き方の確認をします。 飛は縦横に何マスでも進むことができ 角は斜めに何マスでも進むことができます。 わりと覚えやすいですよね。 …

#8 応用問題2です

5手詰めになります。 ヒントは玉に上部に逃げられないように注意! この局面はまず玉の動ける場所を確認しましょう。 ご覧の通り2枚の金でブロックされていて動けませんね。 このような局面では絶対に指してはいけない手があります。 それは2ニ金と取る手で…

#7 応用問題です

これまで玉を詰ます際に①頭金②腹金③尻金の3つが重要なのは述べてきました。 では応用問題です。 王手の連続で詰ませてください。5手詰です。 順を追って考えてみましょう。 この3手詰はどうでしょうか? 合言葉は 頭金→どこににげても→頭金 です。 具体的に…

#6 玉と金のみでわかる基本のキ

早速問題です。 3手詰です。上部に逃げられないようにするのがポイントです。 王を詰ますときは ①下段に落として頭金 ②端に追い詰めて腹金 の2つがセオリーです。 正解は 3三金打、1ニ玉、2ニ金打まで3手詰 となります。 ポイントはズバリ初手の3三金打です…

#5 頭金シリーズ

次はいよいよ3手詰です。といっても、金と玉しか登場しないので安心してください。 金と玉だけでも深い世界があるのも将棋の魅力の1つでしょうね。 持ち駒は金2枚です。いかがでしょう? 3手詰というのは自分が指して、相手が指してその次にまた自分が指す…

#4 頭金 腹金 尻金

もう少し詰ます練習をしてみましょう。 まずはほとんど復習問題の1手詰です。 正解は4ニ金打の頭金ですね。 5ニ金打ちは3ニ玉と逃げられてしまいますね。 また、補足ですが5ニ金打のような「次に放っておくと王を取っちゃうよ」という手を王手と呼びます。 …

#3 詰将棋って?符号の見方

前回の最後に出した問題です。 どうすれば相手玉を詰ますことができるでしょうか? 正解は符号で書くと4ニ金打ですね。 下の図のようになります。 これで相手は玉を逃げることができないのが分かるでしょうか? 左に逃げたくても6ニには5三金が待っています…

#2詰み

詰みとは 次にどう応じても助からない状態 例1 詰み 代表的な詰みの例 頭金 玉の真上から打つ金を頭金(あたまきん)という。 例2 詰みではない 例1と似ているが相手はこの金を取りながら逃げることができるので詰みではない では問題です。次にどうすれば詰ま…

#1 ざっくりルール

将棋のざっくりルール 2人で対戦するボードゲーム 互いに順番に駒を動かす 先に相手の玉を詰ませた方が勝ち 駒の種類 全部で8種類(表) 動き方は初めは動き方の表をみながらでok 相手の駒のいる場所に自分の駒を進めた場合取ることができる 取った駒は持ち…